漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
80代 男性 「糖尿病性腎症」あり。
10年以上前から糖尿病の診断。食事改善や内服薬で血糖コントロールしてきたが、数か月前から急激に体調が悪化。食欲不振、息切れ、動悸、足腰の怠さ等が気になり始めた。
今年3月の血液検査では血糖値113・HbA1c6.1・クレアチニン6.45を記録。次回の検査でも数値が上がるようならば、透析も視野に検討すると医師より告げられる。
心配な数値ではあるが気持ちは前向き。体調不良を漢方で整えたいとのご相談。
丁寧な聞き取りの結果、体調体質に合わせた漢方をご提案。
1ヶ月月後…
気になっていた息切れや動悸が軽減。歩行もしっかりしてきた。食欲はまずまず。
2ヶ月後…
漢方開始後初めての血液検査。血糖値113→120・HbA1c6.1→5.8・クレアチニン6.45→5.73に変化。体調も良い。
3ヶ月後…
先日腰を痛めたが数日で回復。血糖値120→105・HbA1c5.8→5.8・クレアチニン5.73→5.15に変化。医師より「とりあえず今回の透析は様子をみましょう」と言われ歓喜。
現在4か月目も引き続き漢方を継続中。
現状も油断はできない状況ではありますが、体調がよくなり即透析を免れたことが、ご本人としては大変嬉しかったご様子です。
血糖値については食事指導も含め、徐々に変化につながっていければと思います。
ご本人様の生活の質を落とさないサポートを、これからもご提案させていただければと思います。
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